不動産売却を考えている方の中には、ローンの返済が厳しいもしくは生活資金が不足しているなどの理由で、できるだけ早く現金が必要という方もいるでしょう。現金が必要な場合の不動産売却は、業者に仲介してもらうのではなく、業者に直接買い取ってもらうスタイルを選ぶのも1つの手です。一般的な仲介による不動産売却を利用する場合、早くても3ヶ月、長い方だと1年近く買主が決まるまでにかかってしまうこともあります。時間がかかる不動産売却だと、今すぐに現金が必要な方には不向きということもあるでしょう。そこで不動産業者に直接買い取ってもらうことで、仲介より買取価格は下がることが多い物の、早ければ1週間ほどで手続きが完了して不動産を現金化できます。また急いで現金が必要な方は、業者による買取だけではなく、不動産売却をした後のリースバックの利用を検討することも可能です。リースバックとは、業者に買い取ってもらった物件に、賃料を払って住み続ける仕組みです。不動産売却後も同じ場所に住み続けられるので、次の物件を買うための費用や引越しの費用がかかりません。